活動目標
1.令和6年度活動目標
「人に想い・人に学び・人と支えあう」
~ 子どもたちが生きるに値する、かがやく未来(あした)へ ~
本会は、社会教育関係団体としての特性や役割を理解し、郡市村PTA(単位PTA)との連携を図り総意を形成し、教育委員会・各行政機関などと一緒に協議・研究を行い、連携しながら子どもたちの健全育成を目的とした活動により、PTA会員も子どもたちと共に成長することができる事業及び教育の振興を図ることを本務としています。
次代を担う子どもたちが、健やかに育成され、社会の形成に資するための教育環境への改善に主体的に取り組み、時代に即した運営の在り方を求め、その存在意義を明確にし、その啓発普及に努めます。
また、子どもたちの成長をPTAだけでなく、地域みんなで一緒に見守っていける環境作りをより深めるためにも、これまで掲げていた「子育ち」という視点を大切にしたいと思います。しかし、コロナ禍を経てデジタル化で便利になった分、人とのつながりが減り、人の距離が遠のき人の温もりが感じられにくい社会になってきていると言われています。
まず、私たち保護者が人が持つ感性、感覚や共感する力を大切にし、自分の思いを伝える力をどのように培い、人間力を高めていくかを今一度、見つめ直すことが必要だと思います。そのために、人(子ども)を主語に捉えた私たち保護者、学校、地域での活動や学び・連携の場を大切に取り組んでいきたいと思います。
本年度は、家庭・学校・地域・活動で出会う人たちが縁となってつながり、お互いに支え合う関係性をつくることを見直したいと思います。子どもは、社会の希望、未来をつくる力です。奈良県PTA協議会は、子どもたちを包み込んでいく多くの人たちとの関係性の構築を深める活動をすすめてまいります。
2.重点目標
(1)組織運営(役員会・理事会)
・本会の役割を十分理解し、その目的達成のための組織づくりや運営につとめる。
・理事会を議論の場とする内容にし、郡市村PTA(単位PTA)との形成つくり強化をはかる。
・常任委員会(子育て支援委員会・広報委員会)の行動計画に基づき随時実施する。
(2)PTA 活動の充実と活性化
・県内の単位PTA と交流を通して親睦を深め、PTA による研修の必要性の啓発と、共に学ぶために
必要な研究活動や情報発信を行い、郡市村PTA(単位PTA)活動の支援につとめる。
(3)家庭・学校・地域との連携、活動の活性化
・教育の原点・スタートは家庭にあることを再認識し、家庭や地域社会の教育力を高めるために、
学校と家庭・地域社会がそれぞれ適切な役割分担を果たし、お互いの理解・連携を深める。
(4)情報・資料提供の推進
・PTA 活動に関する情報・資料収集及び情報提供を行うなど、会員の学習と共通理解を深め、
奈良県PTA 広報紙かがやき奈良をはじめ、SNS での情報発信及び、ホームページの充実を図る。
(5)会員や児童生徒の安心感を確保する取り組み
・単位PTA 活動を円滑に安全に行うためにPTA 安全会事業を行う。また、児童生徒の日常の生活の
安全安心感の充実のため、幼稚園 小・中学校総合補償制度加入を奨励する。
(6)組織連携活動の活性化
・県内の単位PTA・郡市村PTA をはじめ、近畿ブロックPTA 協議会、公益社団法人日本PTA 全国
協議会などの各PTA 活動をする組織との協力・連携を深め合い、それぞれが抱える諸課題の解決に
向けて、共に支え合い寄り添えるPTA 活動を推進する。
・人権を尊重したPTAづくりをすすめていく。
・県教育委員会と協働を推進し、各行政機関への参画と連携を深め、県下の教育環境向上につなげる
活動を推進する。